カーネーション あらすじ 『鮮やかな態度』 第116回(2月20日放送)

>いつも隅っこで笑てるだけの子や思てた聡子が…
>初めて見せたそんな顔がウチには案外堪えたんです。


テニスラケットを片付けた聡子は糸子に切り出した。
「短大卒業したら洋裁学校に行かしてもらわれへんやろか?」
「…うん。やりたいようにやり」糸子は答えた。

― 昭和38年4月、聡子は元気よく洋裁学校へ登校する。
>これまで何も目かけてやられへんかった分、これからは何んなと与えちゃろ
>…珍しくそんな甘い気になってました…ところが
「はあ?あんた今なんちゅうた?」
「せやからなあ…やめたい…学校」
「あんた三日目やろ!?自分が言うてる意味分かってんか?おい!」
糸子は物凄い形相で聡子に迫った。

「ウチな…机にじーっと座って勉強ちゅうんがな、ホンマにようせんねん」
聡子は落ち着きを取り戻した糸子に学校を辞めたい理由を説明する。
「あんたが洋裁の学校に行かせてくれちゅうたんやろ?」
「はい、そうです」
「なら我慢せんかいな!何でも最初の基礎っちゅうたらな机にじーっと座って勉強するもんや!わかったか?」
「…ふーん?」聡子は首を傾げた。
>『ぬかに釘』…せやけど、こっちはもう学費も納めてしもてんや。
>当然、翌朝も行かせちゃりました。

「ホンマにあのアホ娘が!」
文句を言いながらマネキンの衣装替えを行っていた糸子は、聡子の中学の担任教師が店の前を通り過ぎた事に気がつき呼び止めた。。
「先生!いつぞやはホンマすみませんでした」

― 店に招かれた担任教師は糸子が出したお茶を口にした。
「わかります。聡子さんは、そういう子です」

「その学校辞めたいいうてるのも根性のうて辞めたいと言ってるんとちゃうんです。聡子さんの根性はもうごっついもんです。『やれ!』ちゅうてやらなかった事は一回もありません。
やりきるか倒れるかのどっちかでした(笑)」
「はあ」糸子は相槌を打つ。
「でっかい山をどーんと置いちゃる事が大事なんです。
『この山を登れ』と言うといておけば、どんなにしんどうても脇目もふらずに上って行く。
…聡子さんは、ガムシャラに洋裁をやりたいだけちゃうやろか…自分はそう思います」
「先生、おおきに!ホンマおおきに!」
>持つべきものは中学校の恩師です。
>早速、山をどーんと置いてみちゃる事にしました。

糸子は聡子に自分が描いたデザイン画を渡した。
「お母ちゃんのデザイン画や…見んでも同じ様に掛ける様になったら学校やめさしちゃる」
「…はい」
聡子はデザイン画を受け取ると早速、模写し始めた。
>最初はそれが山やちゅうことですらよう分かってないようでした。

― 深夜、糸子が仕事を終えて2階に行くと、聡子が模写をしている事に気がつく。
「はれ?アンタ、まだ起きてんかいな」
糸子が声をかけるが聡子は模写に集中していて聞こえてないようだった。
翌朝、再び聡子の部屋を覗くとガラス戸を使ってトレース(模写)していた。
>どうやらホンマにに山を登り始めたようなんが面白て
「とりあえず、ほっといてみちゃろか…」
>さしあたり『学校に行け』とは言わんときました。

一方、東京の直子の店は人気店になっていた。
「ダメよ?タッパがあるんだから活かさなきゃ」直子が若い女性客に言った。
「そうかな?だけど…自分では嫌なのよね、女のくせにこんなデカイの」
「あたしの服を切るならもっと堂々としてほしいの!じゃなきゃ作んないわよ!
「嫌だ!そんなの困る!わかったわ私、堂々とする!」
「そうよ!その方がずっとイカすわ!」

その時、直子は新しく一人の婦人が店にやってきた事に気がついて声をかけた。
「…姉ですか?」
「ええ」
「すみません。今出張に出てるんです」
>その出張先ちゅうんが岸和田の小原洋装店です

>優子はこの二年間、岸和田と東京を行き来して暮らしてます。
「お店、相変わらず繁盛してるんか?」千代が疲れて倒れてる優子にお茶を入れた。
「先月の売り上げも去年の倍や…そのうち六割がウチの売り上げ、4割が直子」
「やっぱしアンタの服の方がよう売れるんか?」糸子が優子に尋ねた。
「そうや。せやから直子がひがんでやりにくいやりにくい!」
>直子が嫌がる仕事を優子が代わりに引き受けているうちに
>優子のお客がどんどん増えてったそうです。

― 東京の直子の店に取材の人間がやってくる。。
「嫌になっちゃう。私、取材多いのよね~姉の所にはちっとも来ないのに」
直子は自分の客にわざとらしく説明した。

― 優子が聡子の部屋を開けると聡子が一心不乱にデザイン画をを描いていた。
「…聡子、なにしてるの?」優子は聡子に声をかけてみた。
「お帰り~。…デザイン画の練習」
「へえー。お母ちゃんの手本にしてるんか?」
>優子が東京に戻って何日かしたら聡子に“新しい山”が届きました。

「うわー全然ちゃう!凄いな~どれも~(嬉)」
聡子は嬉しそうに送られてきた直子と優子のデザイン画を比べてみた。
「はあ…あかん!負けてられへん!」糸子は直子と優子の絵を見て目を丸くした。
>それが腹立つ程ええんです。
糸子も聡子の隣でトレース模写を始めるのだった。


【NHK カーネーション第115回 感想・レビュー】

「だめよ。ミナはさ~…」すっかり直子の喋り方が変わりましたね。
あれほど、優子の喋り方に文句を言っていたに…(笑)
その周りにいた3人の女性は店員ではなく、直子の取り巻き客だったみたいで、最初なんのこっちゃ?と思いましたがな。
今日から聡子が洋裁学校へ行き始めましたが、今日の冒頭で短大を卒業していることから短大時代にテニスで全国1位を獲ったんですね。てっきり、高校生だとばかり思ってました…。